目を閉じて

目は便利だ。
何かをするときに先生をじーっと見て動いていると安心する。
自分の目が先生の目になって自分のカラダが先生のカラダになって、
自動的に動きをコピーしている。

でも!!!
本当にそうだろうか?
それって、そんな気がしてるだけじゃ??

Niaを始めた頃、私はカルロスの動きを追うのに夢中だった。
同じように、同じように。
足のつき方は、腕の動きは?腰のひねりは?
同じになって、安心していた。

でも、それはただ「それでいい」という承認をもらいたいだけのことだった。

頭ばかりが働いて、せっかくNiaしてるのに
「これでいいのかな」
「あってるのかな」
そんなことばっかり考えてた。

でもある日、カルロスとデビーが言った。
「目を閉じてみて」

広がる不安。それと同時にぶわ〜〜っと体の感覚だけが広がっていく。
どんな動きをしても、他ではなくて自分の感覚だけが頼りになる。

そして何より耳の中に音の洪水が!
小さな小さなベルの音や、ミュージシャンの息を吸う音さえも聞こえてくる。

そうしたら、あ、動き出す。カラダが勝手に。
正しい動きではなく、音に導かれた、
カラダに
私のカラダに気持ち良い動きが動き出す。

ああ。これだなあ。答えなんてない。
「これでいいのかな」なんて悩む必要全くなし。
カラダはちゃんと目を閉じて耳を傾ければ必要としてる動きを教えてくれる。
私たちはただそれをちゃんと聞けばいいだけ。

「時間がない、カラダを変えよう!」

そんな風に思うよりも
時間をかけて、ゆっくり声を聴こう。
カラダに教えてもらおう。

そうすれば最後まで気持ちよく、
もちろん時々痛んだりするけど、それも愛を持って一緒にいられるんだよね。

今、エアロビクスやダンスのクラスを見学しても思うことがある。
生徒さんたちは先生の動きに夢中でどんどん首が前に出て行ってしまっている。
カラダ動かしてるのに、カラダがそっちのけ。もったない!

ほんのちょっとカラダの方に向いてみよう。

目を閉じて、深呼吸して。
は〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ。

カラダにこんにちは。
今日はどんな調子?って聞いてみよう。
耳を澄まそう。
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by whitemirror | 2008-12-09 09:31 | Nia的body