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おそうじおばあさん

もうなくなってしまった祖母の話。

一軒家に住んでいた祖母は毎日毎日家の前の道路をはいていた。
近くに林があったので秋には木の葉が沢山散って大変だった。

そして、家の前をはき始めると自分のところからどんどんどんどんはき続け、
隣のうち、その隣のうちと遠くへ行ってしまっていた。

亡くなる前にはそれはさらにエスカレートし、車を心配する私たちをよそに
角を曲がり、隣のブロックまで・・・・。

気がつくと見えなくなって父や母はとても心配した。
「そんなに遠くまで行かなくてもいいのよ」
と言う母に
「でもここをやったのにお隣はやらないって言うのは・・・・」
と祖母。

そんなものかなあと思っていた。

私は今マンションに住んでいて恥ずかしながら、
あまり玄関先の掃除をしたことがなかった。
でも今朝、何の気なしに玄関から出て廊下を掃き始めたら

あら。
止まらない・・・・・・・。
こういうことだったのね。おはあちゃん。

どこまでやっていいか解らない〜〜〜〜〜。
確かに「ここでやめていいのか??」
って言う気になる。
そういうことだったのね。おばあちゃん。


なんだかばあちゃんがにやにやして見ている気がした。
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by whitemirror | 2009-04-06 08:57 | 日常の風景