太陽の下で
数日前、暖かい日だった。
電車に乗っていたら工事中のビルの屋上が見えた。
狭い鉄骨の上に仰向けに寝転がる男性が一瞬見えた。
頭の後ろで手を組んで、空を見上げていた。
雲一つない空を。
一瞬、私の視線は彼の視線になったのかもしれない。
四角く鉄骨に切り取られた、真っ青な空はとても美しかった。
ほんとは見えるはずないのにね。
人の脳は現実と空想の区別をしていないと言うことを
一日のうちに2回聞いた。
きっとほんとだ。
私にはあのとき確かに鉄骨の向こうの青空と太陽が見えたのだから。
電車に乗っていたら工事中のビルの屋上が見えた。
狭い鉄骨の上に仰向けに寝転がる男性が一瞬見えた。
頭の後ろで手を組んで、空を見上げていた。
雲一つない空を。
一瞬、私の視線は彼の視線になったのかもしれない。
四角く鉄骨に切り取られた、真っ青な空はとても美しかった。
ほんとは見えるはずないのにね。
人の脳は現実と空想の区別をしていないと言うことを
一日のうちに2回聞いた。
きっとほんとだ。
私にはあのとき確かに鉄骨の向こうの青空と太陽が見えたのだから。
by whitemirror
| 2007-02-08 14:29
| 日常の風景